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血液中の血糖値が高い状態

糖尿病,治療,血糖値 糖尿病の合併症として、高血圧が発症する場合もあります。

これは、血糖値が高い状態では、水分が細胞内から外に出たり、腎臓での水分の吸収が増えたりして、血液量が増加して、血圧が上昇するためです。

その他にも、糖尿病は肥満の方に多く、肥満していると交感神経が緊張して、血圧を上げるホルモンが多く分泌されるということもあります。

また、糖尿病の方は、インスリン抵抗性ができ、それによって交感神経が緊張したり、腎臓でナトリウムが排泄されなくなったりして血管が拡がりにくくなり、 血圧が高くなるということもあります。

動脈硬化の進行が6倍に!

糖尿病の合併症として高血圧を発症すると、両方に共通する合併症として、動脈硬化があり、 糖尿病と高血圧のどちらも発症している状態だと、健康な方に比べて6倍程度、動脈硬化を発症しやすくなります。

また糖尿病の合併症として、糖尿病性腎症があるのですが、腎臓は血液をろ過して尿を作る器官で、大量の血液が流れていますので、 高血圧の方は、腎臓への負担が大きくなり、糖尿病性腎症を発症しやすくなります。

糖尿病性腎症を発症すると、血圧が上昇するので、高血圧が悪化し、それによって糖尿病性腎症が悪化するという悪循環に陥ることもあります。

他にも、細い血管で神経が障害される「糖尿病性神経障害」、目の網膜が損傷して失明の危険性がある「糖尿病性神経障害」があり、 「糖尿病性腎症」と並んで”三大合併症”と呼ばれています。

このように、糖尿病と高血圧は、密接な関係があり、どちらかを発症することで、合併症を引き起こしやすくなったり、お互いに悪影響を与えて改善しにくくなったりします。 また、糖尿病も高血圧も自覚症状がないまま進行することが多々ありますので、定期的な健康診断を受診することをオススメします。

糖尿病の診断基準

  • 1.空腹時血糖値 126mg/dl以上
  • 2.ブドウ糖負荷試験2時間値 200mg/dl以上
  • 3.随時血糖値 200mg/dl以上
  • 4.HbA1c 6.5%以上(国際標準値)

近年の診断基準の改定により、より適切な判断ができるヘモグロビンA1c(HbA1c)が新たに加わりました。

1~4のいずれかが当てはまれば「糖尿病型」と判定し、再検査を行い判定します。 ただし、1~3のいずれかと4が同時に当てはまれば糖尿病と診断されます。



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